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Word2010:計算式でセル参照を使うには(セル番地を指定)

 

 

 

 


 

 

 


 

 

 

Word計算式でのセル参照は、式フィールド(=で始まるフィールド)で利用できます。 例えば次のように利用します。

  • 直接セル指定  {= a1}

  • 関数でセル参照  {= average(a1:a3) }

  • 演算子でセル参照 {= a1+a3 }

注!式フィールド以外ではセル番地は使えません。例えば{a1}はa1というフィールドと認識 されエラーが発生します。{=a1}と記述する必要があります。


 

 ■ セル参照 使用例 ■

 

算数

国語

合計

平均点

合計が100点以下なら×

合否(どちらも70点以上なら合格)

85

65

{ =Sum(a2:b2)}

{ =average(a2:b2) }

{If {=c2} <=100 "×" "○"}

{ If { = and(a2 >= 70, b2 >=70)} = 1  "合格"  "不合格" }

90

80

{ =Sum(a3:b3)}

{ =average(a3:b3) }

{If {=c3} <=100 "×" "○"}

{ If { = and(a3 >= 70, b3 >=70)} = 1  "合格"  "不合格" }

 

 

 ■ セル参照 の記述法 ■

 

 

A

B

C

D

1

       

2

       

3

       

 

セル参照する場合は↓のように指定します。

     

= Sum(a1:a3)

     

= Sum(c2:d3)

     

= Sum(b1:c1)

 

 

= Sum(b2,d1)

 

 

=Sum(a1:a3,b2)

 

 

■ 計算式を入力するには ■

◎ 手入力する場合

  1. Ctrl+F9キーを押し「」を入力
    式フィールドが挿入される  { = }
     

  2. 関数や演算子を使ってセル参照でセルを指定する
    {= sum(a1:a5)}
     

  3. Shift+F9キーを押してフィールドコードの表示/非表示を切り替え

  4. F9キーで更新する
    → 10 (計算結果が表示される)

 

◎ 計算式ダイアログを使う場合

  1. 表セルにカーソルを置き「レイアウト」タブ−「計算式」ボタンをクリック
    (又は「挿入」ー「クイックパーツ」ー「フィールド」ー「=(Formula)」を選択し「計算式」をクリック
     

  2. 計算式(演算子や関数を使う)を入力し「OK」をクリック

★他フィールドとネストしたい場合は、挿入後Shift+F9キー でフィールドコードを表示・編集してください。

★フィールド内に他のフィールドを挿入する場合はCtrl+F9キーで入れてください。

 

■ 場所引数を使う場合 ■

AVERAGE、COUNT、MAX、MIN、PRODUCT、SUM関数では、セル番地の代わりに場所引数(LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOW)を 利用できます。

 

LEFTセルより左全部、RIGHTセルより右全部、ABOVEセルより上全部、BELOWセルより下全部

60

10

{=Sum(Left)}  70

10

{=sum(above,below)}

30

 

15

20

{=Max(Left)}  20

{=Sum(Above)}

85

{=Sum(Above)}

60

 

※関数も式フィールドでのみ利用できます。

★関数の使い方についてはWordで使える関数と演算子を参照してください。

 

 

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