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Word2010-2016:差し込み印刷で重複データを除外する(SkipIf/Setフィールド)

 

 


 

 

重複データがある場合、1レコードのみ差し込む」方法をご紹介します(SkipIfやNext,Setは参考程度に)

 

+4通り+

  • データファイルで重複データ削除(◎ 一括削除が楽) オススメ

  • 差し込み文書タブ−「アドレス帳の編集」でチェックを外す(◎操作が簡単) オススメ

  • SkipIfで飛ばす(対象:レター/名簿。ラベルは不可)

  • If,Nextで飛ばす(対象:レター)


■ 方法1:Excelデータファイルの重複データを削除

→ 操作方法はこちら

■ 方法2:重複データのチェックを外す

  1. Word「差し込み文書」タブ−「アドレス帳の編集」をクリック

  2. 「重複のチェック」をクリックし、不要な重複データのチェックを外す

     

■ 方法3:SkipIfフィールドを記述(対象:レター、名簿)※面倒なので方法(1)(2)が使えない時

  • 2レコードずつまでの重複データのみに対応 (前レコードをブックマークに格納し、これと現在のレコードが同じならスキップして挿入)

  • 重複データ順に並べてから操作します。(アドレス帳の編集→並べ替え)

  • レター/名簿で利用可能。「レター」なら1レコード につき1メイン文書(Nextを併用できないため)1ページに連続して差し込みたい場合は、種類を「名簿」 にする。

前レコードをSETフィールドでブックマークに格納。ブックマークの値と現在のレコードが同じならスキップして次のレコードを挿入

 

{ SkipIf {MergeField 会社名} =  bookmark }   {MergeField 会社名}

{ SET bookmark {MergeField 会社名}}

→ ≪会社名≫がbookmarkと同じならスキップ。同じではないなら現在の≪会社名≫を差し込む
→ ≪会社名≫の値をbookmarkに格納

 

■ 方法4:IfとNextフィールドで条件文を作成(対象:レター)※面倒なので方法(1)(2)が使えない時

条件:現在のレコード値がブックマークと同じなら空白、ブックマークと異なるなら現在のレコード値を差し込む

 

{MergeField 会社名}

{ SET bookmark {MergeField 会社名}}

 

{Next} {If bookmark = {MergeField 会社名}  ""  {MergeField 会社名} }

{ SET bookmark {MergeField 会社名}}

 

{Next} {If bookmark = {MergeField 会社名}  ""  {MergeField 会社名} }

{ SET bookmark {MergeField 会社名}}

………を繰り返す。(多くの重複データで対応できますが、余分な空白が出力されるので一括削除しましょう)

 

補足

  • 方法1と同様{ If {MergeField 会社名} = bookmark  ""  {MergeField 会社名}}では1レコード目が挿入されないので、最初に1レコード目を差し込み、次レコードへは{Next}で送ります。

 

 

 

 

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