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Active Directory  図解で分かる!ドメイン環境でのグループポリシー入門

6. GPOの実体"グループポリシーテンプレート(GPT)"とは

 

 

 

 


 

 

 


 

 
  1. グループポリシーとは

  2. グループポリシーを設定、編集するには

  3. グループポリシーオブジェクトの適用と優先順位

  4. グループポリシーを継承しないようにするには(継承のブロック)

  5. グループポリシーの「上書き禁止」−ポリシーの強制適用−

  6. GPOの実体グループポリシーテンプレート(GPT)とは

  7. 管理用テンプレートとは(*.admファイル)

  8. 管理用テンプレートを追加するには

  9. グループポリシーを使ってWordの設定を強制変更する


GPOの実体"グループポリシーテンプレート(GPT)"とは

設定された各ポリシーはGPOに保存されますが、GPOの実体はグループポリシーテンプレート(GPT)という フォルダです。ポリシーの設定情報などが記載されています。GPTはドメインコントローラのSYSVOL共有フォルダ(C:\Windows\Sysvol\sysvol)に保存されており、1つのGPO毎に1つのGPTが作成されます。

このSYSVOLフォルダは共有されていて、各ドメインコントローラ間で複製(レプリケーション)されています。


ドメインでのグループポリシーテンプレート(GPT)の格納場所

★下図のようにドメイン環境ではDCのSysvol共有\ドメイン名\Policies内にGPT(用フォルダ)が格納されています。
(C:\Windows\Sysvol\sysvol\ドメイン名\Polices)

 

 

 

GPTフォルダ内のMachineフォルダには「コンピュータの構成」ポリシーの内容が格納され、Userフォルダには「ユーザーの構成」ポリシーの内容が格納されています。Admフォルダにはグループ・ポリシーで扱う設定項目を定義している管理用テンプレートが格納されており、設定情報や設定先のレジストリ・キーなどをテキスト・ファイルとして記述しています。

 

次の章では「管理用テンプレート」について詳しく確認していきましょう。

次へ ≫ 7. 管理用テンプレートとは(*.admファイル)

 

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