定型句とは、頻繁に使用する文字列や図を登録しておき簡単に入力できるようにする機能です。全文書 または特定のテンプレートで利用できます。 Wordには予め用意されている【組み込みの定型句】と、【独自に登録する定型句】があります。
★Word2007/2010をお使いの方へ★ Word2007/2010では定型句はクイックパーツ(の一部)となりました。クイックパーツについては下記を参照してください。 2010 クイックパーツとは 2010 クイックパーツ (定型句)を登録するには
★Word2007/2010をお使いの方へ★
Word2007/2010では定型句はクイックパーツ(の一部)となりました。クイックパーツについては下記を参照してください。
2010 クイックパーツとは
2010 クイックパーツ (定型句)を登録するには
定型句を挿入するには
≪方法1≫
「挿入」−「定型句」から任意の定型句を指定し挿入する
挨拶文、結語、ヘッダーフッター等があります。独自の定型句は「標準」に表示されます。
挿入−定型句−ヘッダーフッター▼から挿入するデータはフィールドとして挿入されます。
≪方法2≫ 「表示」−「ヘッダーとフッター」をクリック 「定型句の挿入▼」から挿入する(ヘッダーフッター用の定型句のみ表示されます。) ≪方法3≫
≪方法2≫
「表示」−「ヘッダーとフッター」をクリック
「定型句の挿入▼」から挿入する(ヘッダーフッター用の定型句のみ表示されます。)
≪方法3≫
定型句の登録名を入力し、確定後すぐに「F3」キーを押す (例えば、「作成者」と入力し確定後すぐに「F3」キーを押すと、ファイルの作成者名が 挿入されます。)
≪方法4≫ 「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブをクリック 登録名を選択して「挿入」−「OK」をクリック ≪方法5≫ 「定型句」ツールバーを表示 「すべてのエントリ▼」から挿入する ≪方法6≫ 定型句の登録名を4文字以上入力(例:よろしく)し、確定 ↑ポップヒントが表示されたらENTERキーを押す (※この設定は「ツール」-「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブの「登録名の先頭の数文字の入力で候補を表示する」にチェックが入っており、4文字以上入力した場合に有効です。)
≪方法4≫
「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブをクリック
登録名を選択して「挿入」−「OK」をクリック
≪方法5≫
「定型句」ツールバーを表示
「すべてのエントリ▼」から挿入する
≪方法6≫
定型句の登録名を4文字以上入力(例:よろしく)し、確定
↑ポップヒントが表示されたらENTERキーを押す
(※この設定は「ツール」-「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブの「登録名の先頭の数文字の入力で候補を表示する」にチェックが入っており、4文字以上入力した場合に有効です。)
独自の定型句を登録するには
頻繁に使用する文字や図を「定型句」として登録しておけば、簡単に入力することができます。 登録先は…
全文書で利用できるテンプレート(Normal.dot)
特定のテンプレート
のどちらかです。文書に保存することはできません。特定のテンプレートにした場合、そのテンプレートを元にした文書では利用することができます。(が、文書に保存されているわけではないので、添付されているテンプレートのパスにアクセスできる場合のみ定型句が使用できます。元のテンプレートを削除したり、文書を他のPCで開いたりした場合は利用できません。)
◆◇◆ 独自の定型句の特徴 ◆◇◆
書式も保存できる
複数行での登録が可能
図やオートシェイプなども登録が可能
など、他の機能ではできないことも可能です。どんどん活用していきましょう。
≪ 登録法1 ≫
登録したい文字を入力し(※書式も登録可能 )選択
Alt+F3キーを押す
「定型句の作成」ダイアログが表示されたら任意の登録名を入力し、「OK」をクリック
保存先はNormal.dotになります。(例え他のテンプレートを開いていても)
≪ 登録法2 ≫ 登録したい文字を入力し(※書式も登録可能 )選択 「挿入」−「定型句」−「新規作成」をクリック 「定型句の作成」ダイアログが表示されたら任意の登録名を入力し、「OK」をクリック
≪ 登録法2 ≫
「挿入」−「定型句」−「新規作成」をクリック
≪ 図やオートシェイプを登録するには ≫ 図やオートシェイプを文書内に挿入 選択する、又は図やオートシェイプが存在する段落を選択 Alt+F3キーを押す 「定型句の作成」ダイアログが表示されたら任意の登録名を入力し、「OK」をクリック
≪ 図やオートシェイプを登録するには ≫
図やオートシェイプを文書内に挿入
選択する、又は図やオートシェイプが存在する段落を選択
≪ 特定のテンプレートに定型句を保存するには ≫ テンプレートを作成する (名前を付けて保存−「ファイルの種類=文書テンプレート(*.dot)」で保存) 文書内の任意の場所に登録したい文字を入力し選択 「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブをクリックし、「使用する定型句▼」から保存先のテンプレート名を選択 「定型句の登録名」ボックスに登録名を入力し、「OK」をクリック ※ 2で入力した文字列は定型句登録後は削除して構いません。
≪ 特定のテンプレートに定型句を保存するには ≫
テンプレートを作成する (名前を付けて保存−「ファイルの種類=文書テンプレート(*.dot)」で保存)
文書内の任意の場所に登録したい文字を入力し選択
「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「定型句」タブをクリックし、「使用する定型句▼」から保存先のテンプレート名を選択
「定型句の登録名」ボックスに登録名を入力し、「OK」をクリック ※ 2で入力した文字列は定型句登録後は削除して構いません。
定型句を登録したテンプレートを使用して文書を作成するには、「新しい文書」作業ウィンドウ−「このコンピュータ上のテンプレート」をクリックします。(又はテンプレートをダブルクリックすると、テンプレートを元にした文書が開きます。)
テンプレートは既定でC:\Documents and Settings\プロファイル名\Application Data\Microsoft\Templatesフォルダに保存されます。テンプレート自体を開く場合は 上記フォルダにアクセスし、右クリック−「開く」をクリックします。
◆◇◆ 独自の定型句についての補足 ◆◇◆
「挿入」メニューや「定型句」ツールバーから挿入する場合は、「標準」カテゴリに登録されます。
登録時に段落記号も含めると段落書式も保存される為、不便に感じることがあります。(例:定型句を挿入すると勝手に右揃えになってしまう、等)段落書式を保存したくない場合は、文字列のみを選択してください。文字書式は強制的に保存されます。
登録した定型句の内容を変更(編集)したい
一度登録した定型句の内容を編集するには以下の通り操作します。 編集したい定型句を挿入し、内容を編集(変更)して選択 「挿入」−「定型句」−「新規作成」をクリックし、同じ登録名を入力し「OK」をクリック 「定型句を登録し直しますか?」のメッセージ↓が表示されたら「はい」をクリック
一度登録した定型句の内容を編集するには以下の通り操作します。
編集したい定型句を挿入し、内容を編集(変更)して選択
「挿入」−「定型句」−「新規作成」をクリックし、同じ登録名を入力し「OK」をクリック
「定型句を登録し直しますか?」のメッセージ↓が表示されたら「はい」をクリック
定型句の登録名を変更したい
「ツール」−「テンプレートとアドイン」−「構成内容変更」をクリック 「定型句」タブをクリック 変更したい定型句の登録名を選択して「名前の変更」をクリックし、変更したら「OK」−「閉じる」をクリック
「ツール」−「テンプレートとアドイン」−「構成内容変更」をクリック
「定型句」タブをクリック
変更したい定型句の登録名を選択して「名前の変更」をクリックし、変更したら「OK」−「閉じる」をクリック
登録した定型句を他のユーザーに配布するには
≪ 方法@ 他ユーザーのNormal.dotに定型句をコピーする ≫
定型句などの独自のカスタマイズ情報はテンプレート間でコピーが可能です。
ここでは既に特定のテンプレートに定型句が登録されているものとします。
Wordを終了し、C:\Documents and Settings\プロファイル名\Application Data\Microsoft\TemplatesフォルダにあるNormal.dotをコピーしてユーザーに送付 ◆ ↓受け取ったユーザー側の操作 ◆ テンプレートを任意の場所に保存 Wordを起動し、「ツール」−「テンプレートとアドイン」−「構成内容変更」をクリック コピー元枠の「ファイルを閉じる」をクリックし、そのまま「ファイルを開く」をクリック 2で保存した場所にアクセスし、受領したNormal.dotを選択して「開く」をクリック 「定型句」タブをクリックし、定型句を選択して「コピー」をクリック 「閉じる」をクリックし、Wordを終了する。(「全文書対象のNormal.dotテンプレートに影響する変更が行われています。変更を保存しますか?」のメッセージが表示されたら「はい」をクリック) ≪ 方法A 定型句が保存されたテンプレートを各ユーザーのSTARTUPフォルダにコピーする ≫
Wordを終了し、C:\Documents and Settings\プロファイル名\Application Data\Microsoft\TemplatesフォルダにあるNormal.dotをコピーしてユーザーに送付 ◆ ↓受け取ったユーザー側の操作 ◆
テンプレートを任意の場所に保存
Wordを起動し、「ツール」−「テンプレートとアドイン」−「構成内容変更」をクリック
コピー元枠の「ファイルを閉じる」をクリックし、そのまま「ファイルを開く」をクリック
2で保存した場所にアクセスし、受領したNormal.dotを選択して「開く」をクリック
「定型句」タブをクリックし、定型句を選択して「コピー」をクリック
「閉じる」をクリックし、Wordを終了する。(「全文書対象のNormal.dotテンプレートに影響する変更が行われています。変更を保存しますか?」のメッセージが表示されたら「はい」をクリック)
≪ 方法A 定型句が保存されたテンプレートを各ユーザーのSTARTUPフォルダにコピーする ≫
特定のテンプレートをSTARTUPフォルダに入れておくと、全文書対象のアドインテンプレートとして認識される為、全ての文書で定型句を利用できます。
社内全ユーザーに定型句を配布したい場合にも簡単にできます。
テンプレートを作成し、定型句を登録 (※方法は「特定のテンプレートに定型句を保存するには」↑参照) テンプレートをユーザーに送付 受け取ったユーザーはC:\Documents and Settings\プロファイル\Application Data\Microsoft\Word\STARTUPフォルダに入れ、Wordを起動する ≪ 方法B 特定のテンプレートのみで定型句を利用する ≫ テンプレートを作成し、定型句を登録 (※方法は「特定のテンプレートに定型句を保存するには」↑参照) テンプレートをユーザーに送付 受け取ったユーザーはC:\Documents and Settings\プロファイル\Application Data\Microsoft\Templatesフォルダに保存する 定型句を登録したテンプレートを使用して文書を作成するには、「新しい文書」作業ウィンドウ−「このコンピュータ上のテンプレート」をクリックす る
テンプレートを作成し、定型句を登録 (※方法は「特定のテンプレートに定型句を保存するには」↑参照)
テンプレートをユーザーに送付
受け取ったユーザーはC:\Documents and Settings\プロファイル\Application Data\Microsoft\Word\STARTUPフォルダに入れ、Wordを起動する
≪ 方法B 特定のテンプレートのみで定型句を利用する ≫
受け取ったユーザーはC:\Documents and Settings\プロファイル\Application Data\Microsoft\Templatesフォルダに保存する
定型句を登録したテンプレートを使用して文書を作成するには、「新しい文書」作業ウィンドウ−「このコンピュータ上のテンプレート」をクリックす る