Word：「無効な差し込みフィールド」が表示される場合の対処法

「無効な差し込みフィールド   メイン文書で使われている差し込みフィールドがデータファイルにありません…」が表示されることがあります。 （「結果のプレビュー」がON、または「新規文書への差し込み」を実行すると表示されます）

原因は差し込み印刷のメイン文書内のフィールドが、データファイルにないからです。

A …【社員番号】というフィールドが挿入されているが、データファイルにはその項目がない

B … データファイルにない【社員番号】フィールドを削除する

C … データファイル内のフィールド 【職員番号】と差し替える

■ メッセージ（上図）が表示され続けてしまう場合は？（挿入フィールド数分、表示されます） →  ESCキーを押し続ける

■ 対処法1：データファイル内のフィールドと差し替える

1. 「無効な差し込みフィールド」（上図）が表示されたら「データファイルのフィールド」から、 フィールドを選択

2. 「OK」をクリック
   注：フィールド数分操作する必要があります。一括差し替えしたい場合は↓を行ってください。

 ★ 一括して差し替える場合は… ★ 　  ※ 注「差し込み文書」タブ−「結果のプレビュー」をOFFにして操作してください。

◆ ラベル（表）の場合 ◆

1. 最初のセルのみ、エラーフィールドを削除（または全フィールド削除）

2. 最初のセルに「差し込み文書」タブ−「差し込みフィールドの挿入▼」から正しいフィールドを挿入

3. 「差し込み文書」タブ−「複数ラベルに反映」をクリック（★「複数ラベルに反映」を押せない場合はこちらを参照）

◆ ラベル（表）以外の場合 ◆

1. 適当な場所に「差し込み文書」タブ−「差し込みフィールドの挿入▼」から 正しいフィールドを挿入

2. １のフィールドを範囲選択し（← 注！段落記号は含めず選択）Ctrl+Cキーでコピー

3. Alt+F9キーを押す  → {MERGEFIELD 社員番号 }のようにフィールドコードが表示

4. 「ホーム」タブ−「置換」をクリック

5. 「オプション」をクリックし「あいまい検索」のチェックを外す

6. 「検索する文字列」ボックスに削除したいフィールドを ^d MERGEFIELD 社員番号 の形で入力（^dはフィールドを表します。^dの後は半角スペースが必要）

7. 「置換する文字列」ボックスで ^c と入力（^cはクリップボードの内容を表します）

8. 「すべて置換」をクリックし「OK」−「閉じる」でダイアログを閉じる

9. Alt+F9キーを押し「結果のプレビュー」で確認する

■ 対処法2：原因となっているフィールドを文書から削除する

• 「無効な差し込みフィールド」が表示されたら「フィールドの削除」をクリック
  ※：フィールド数分操作する必要があります。一括削除したい場合は↓へ…。

 ★ 一括して削除する場合は… ★     ※ 注「差し込み文書」タブ−「結果のプレビュー」をOFFにして操作してください。

◆ ラベル（表）の場合 ◆

1. 最初のセルのみ、エラーの原因となるフィールドを削除する

2. 「差し込み文書」タブ−「複数ラベルに反映」をクリック （★「複数ラベルに反映」を押せない場合はこちらを参照）

◆ ラベル（表）以外の場合 ◆

1. 「差し込み文書」タブ−「結果のプレビュー」をOFFにする

2. Alt+F9キーを押す  → {MERGEFIELD 社員番号 }のようにフィールドコードが表示

3. 「ホーム」タブ−「置換」をクリック

4. 「オプション」をクリックし「あいまい検索」のチェックを外す

5. 「検索する文字列」ボックスに削除したいフィールド を ^d MERGEFIELD 社員番号 の形で入力（^dはフィールドを表します。^dの後は半角スペースが必要）

6. 「置換する文字列」ボックスは空のまま「すべて置換」をクリック

7. 「OK」−「閉じる」でダイアログを閉じる

8. Alt+F9キーを押し「結果のプレビュー」で確認する

■ 対処法3：データファイル側のフィールド名を修正する

1. メイン文書（Word）は閉じる

2. データファイル（Excelなど）を開く

3. フィールド名（項目名）を、メイン文書（Word）と同じものに修正する（職員番号を社員番号に修正など）

■ 対処法4：データファイルを切り離す（通常のWord文書に戻す）

「差し込み文書」タブ−「差し込み印刷の開始▼」で「標準のWord文書」をクリック

　

尚、1つのメイン文書（ひな形）に対し、複数のデータファイルを頻繁に利用する場合はこちらの方法もあります。