「作成した外字を他のPCで表示したい」場合の方法です。状況によって2通りの方法があります。
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移行先PCの外字ファイルは上書きしたくない(移行先のEUDC.tteファイルにも外字は作成されている)
外字ファイルをコピーして送付し、移行PCで特定のフォントにリンクします(複数のフォントにリンクできます)
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移行先PCの外字ファイル(EUDC.tte)を上書きしてもいい
外字ファイルをFONTSフォルダにEUDC.tteというファイル名で保存する(既にEudc.tteがあれば上書き)
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移行元(外字を作成側)コンピュータの操作
+ 外字の作成 + (作成済みなら6のみ)
+
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外字エディタを起動し「コードの選択」ダイアログは「キャンセル」で閉じる
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「ファイル」−「フォントのリンク」から「指定したフォントにリンクする」をクリック
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「名前を付けて保存」で任意のファイル名と場所を入力し「保存」−「OK」をクリック
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「編集」−「コードの選択」をクリックし外字を作成する
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「編集」−「同じコードで保存」をクリック
し、外字エディタは終了する
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外字ファイル(*.tte
*.euf)を移行先PCにコピーする(メールに添付、共有フォルダなどの手段で)
※注:作成した外字がどこに保存されているか分からない場合は?
既に外字を作成されている方で「どこに外字が保存されているか分からない」という方もいらっしゃいます。外字の
デフォルトの保存先はC:\Windows\Fontsフォルダのeudc.tte、及びeudc.eufです。これをコピーする方法は下記の通りです。
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「スタート」−「プログラムとファイルの検索」ボック
ス(又は「ファイル名を指定して実行」)に「\\PC名\c$\Windows\Fonts」と入力しEnterキーを押す (※ ここでパスワードを聞かれたら管理者のユーザー名とパスワードを入力してください。)
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フォルダが開いたらEudc.tte、Eudc.eufファイルをコピー
し任意の場所へ保存する(詳しくは「Eudc.tteファイルをコピーするには」
)
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移行先(外字ファイルを受け取る側)コンピュータの操作
+ 外字ファイルは使っていない(自分の外字ファイルに上書きOKな場合)+
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受領した外字ファイルの名前をEUDC.tte、EUDC.eufにする
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C:\Windows\Fontsフォルダに保存する
+ 自分の外字ファイルとは別にしたい(上書きされたら困る)+
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受領した外字ファイル(*.tte *.euf)を任意の場所に保存
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外字エディタを起動し「コードの選択」ダイアログは「キャンセル」で閉じる
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「ファイル」−「フォントのリンク」から「指定したフォントにリンクする」をクリック
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外字を表示するフォントを指定し「名前を付けて保存」し、1の外字ファイルを指定して「保存」−「OK」をクリック
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外字エディタを終了する
■ 外字を入力するには
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Wordなどのアプリケーションを起動し、「がいじ」と入力し【確定せずに】「F5キー」を押します
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IMEパッド(文字一覧)から目的の外字をクリックして挿入します。(文字カテゴリはシフトJIS-「外字」)
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