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Exchange+Outlook365:複数のメールアドレスを使う方法(共有)

 

 

 


 


 

★対象:Exchange Online,Outlook365,Outlook2016,ActiveDirectory

複数のメールアドレスを利用する方法をご紹介します。

他のメールアドレスを利用する方法はいくつかあります。状況に応じて便利な方法で操作しましょう。

ExchangeOnlineの共有メールボックスはライセンス不要です(が、50GBまでで若干使いづらい)

 

管理者が権限を付与

アドレス所有者が権限を付与

プロファイルを追加する

長所

自分のアドレスを利用したまま他のメールボックスの表示・送信が可能

所有者がメールフォルダ単位でアクセス権を設定できる。

 

自分のアドレスを利用中、他メールボックスの表示が可能。

管理者 への依頼が不要。

自分のアドレスと他アドレスを切り替えて利用(Outlookプロファイルの切り替え)全ての機能を利用できる。送信も可能。

所有者のログインパスワードが必要。管理者に フルアクセス権限を付与されている場合はPWは不要。

短所

管理者への依頼が必要

細かい設定(ルール等)はできない。

フォルダ毎にアクセス権が必要。

メールの送信はできない(所有者送信はできない。代理送信は可能)

自分のアドレスを利用したまま表示させることはできない。

 


システム管理者が権限を付与

■ フルアクセス権限・所有者送信権限を付与

  1. Exchange管理センター(EAC)にサインイン

  2. 「受信者」からメールアドレスにアクセス

  3. 「ユーザーメールボックスの編集」→「メールボックスの委任」をクリック

  4. 「メールボックスの所有者として送信する」の「+」をクリックしユーザー (又はグループ)指定
    → 差出人ボックスにアドレスを指定して送信できる(なりすまし送信可能)

  5. 「フルアクセス許可」の「+」をクリックしユーザー (又はグループ)を指定
    → メールボックスが自分のフォルダツリーに表示。Outlookプロファイルも追加可能(PW不要で)

  6. 「保存」

※ Exchange Management Consoleを利用している場合

「受信者の構成」−「メールボックス 」→メールボックス右クリック−「フルアクセス許可の管理」→「追加」→ユーザーの選択」→「管理」→「終了」

 

■ ユーザーの操作

フルアクセスにより自身のOutlookのフォルダツリーにメールボックスが自動的に表示されるのでそのまま利用できます(反映まで時間はかかります)

所有者送信権限により「差出人」ボックス(メッセージの「オプション」−「差出人」をクリック)にアドレスを指定することでそのメールアドレス名で送信ができます。

注意!送信すると自身の送信済アイテムフォルダに入ります。

 

■ ユーザーの操作【Outlookプロファイルを切り替えて使いたいなら】

  1. コントロールパネル を開き「メール」をクリック

  2. 「プロファイルの表示」をクリックし「追加」をクリック

  3. プロファイル名を入力して「OK」

  4. 「電子メールアカウント」をクリック(名前ボックスがアクティブになります)

  5. 「名前*1」「電子メールアドレス」「パスワード*2を入力して「次へ」*1…表示名 *2…所有者(B)のパスワード
    パスワードはフルアクセス権を付与されている場合は空で進めます。

  6. MSアカウントのPWを聞かれた場合 は「別のアカウントでサインインする」→自分のアカウントを選択し「OK」
    ※パスワードでログインする場合のユーザー名はログオンIDです(アドレスではなく)

  7. 「完了」をクリックし「使用するプロファイルを選択する」をONにして「OK」

→ Outlookを起動時にプロファイルを選択(切り替え)ます。送信、ルールや通知など全ての機能を利用できます。

 


◆ 補足 ◆

 

 

 

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