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Word2010-2016:本(縦方向に谷折り)とは?

 

 

 

 

 


 

 

 

 


 

 

 

本(縦方向に谷折り)とは、片面あたり2ページずつ両面印刷(つまり1枚に4ページ分)された用紙を、まとめて折るだけで ページ順に冊子が作成できる印刷形式です。

(横書き→左綴じ、縦書き→右綴じ 前提で出力されるのでいわゆる一般的な文庫本の形式です)

  横書き…1枚の紙を折ってで綴じる

 

     縦書き…1枚の紙を折ってで綴じる

  • A4サイズを本(縦方向に谷折り)で出力すると、A4に2ページずつなので、画面1ページあたりのサイズはA5です。

  • 横書き=左綴じ、縦書き=右綴じ を想定した形式です。(ここが本(縦方向に山折り)と逆)

  • その他の印刷形式(見開きページや標準)では両面印刷後ホチキスなどで留める必要がありますが、本 縦方向に谷(山)折りは折るだけでOKです。

  • 総ページ順に連続して配置されます。(偶数/奇数ページによる余白の相違空白ページ挿入等はありません)


■ 全8ページの文書を「本(縦方向に谷折り)」 で印刷すると …

 

印刷後はまとめて折るだけで小冊子が完成します。(A4用紙 に2ページずつなので各ページはA5サイズ)

 

※注1:縮小印刷されるわけではないため、途中でページ設定を変更するとレイアウトが崩れます。

既に入力済みのA4文書を「本(縦方向に谷折り)」にすると用紙はA4のまま1枚に2ページ 印刷なので、画面1ページあたりはA5サイズに変更され体裁が崩れます。これを回避するには「本(縦方向に谷折り)」に設定すると同時に用紙サイズを倍(A3)にし(=1ページあたりはA4のままなので崩れない)、印刷時にプリンタの機能を使ってA4へ縮小 両面印刷をします。

※注2:両面印刷 して閉じるためのレイアウトなので通常印刷では↓のように出力されます。(例:全8ページ)

「本(縦方向に谷/山折り)」での印刷は総ページ数によって、出力順序が異なります。よってページが増えた場合に追加するのが困難な場合もあります。詳細はこちら


■ 本(縦方向に谷折り)にするには

  1. ページ設定を開く

  2. 「余白」タブ−「印刷の形式」で「本(縦方向に谷折り)」を選択し「OK」をクリック
    ※ 既に文章が入力済みの場合は、現在のサイズの半分になってしまうので「用紙」タブで「用紙サイズ」を倍にしてください。

  3. 両面印刷する


■ 縦書き文書の場合の注意点

縦書きの場合は、山折り → 左綴じ、谷折り→ 右綴じで出力されます。

さて、ここで重大なバグがあります。縦書き文書を「本(縦方向に谷折り)」「本(縦方向に山折り)」する場合は、総ページ数が4の倍数でなければ正常に出力できません。例えば、総ページ数が14ページだとすると2ページ足して16ページにしてから印刷するな どしてください。(追加した白紙のページ分のヘッダーフッター等が邪魔な場合はセクションで区切って削除するとよいでしょう。 )

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