稼動時間と時給を掛けて、給与を算出しましょう。
B1の稼動時間合計(82:34)は、シリアル値として格納されています。ですので単純にB1(82:34)×B2(1,000)では給与は算出できません。
(B1の82:34は、実際は3.44027.......というシリアル値です。3.44....×1000では3440円のようになってしまいます。)
そこで82:34をシリアル値ではなく、82(時間)と34(分)という数値に変換して計算します。
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方法1: シリアル値を計算可能な数値に変換する
シリアル値を計算可能な数値に変換するには、シリアル値×24とします。
つまり式は
=時間(シリアル値)*24 * 時給
今回の例では、82:34*24*1000となり、82567 (小数点以下は四捨五入しています。)
円ですね。
■ 方法2:「時」と「分」を取り出して計算
HOUR関数とMINUTE関数で「時」と「分」を取り
出して計算します。(82(時間)と34(分))方法1の方が早いですが参考までに。
HOUR関数では23時までしか取得できないので、DAY関数でシリアル値から日数を出し24をかけ
て、日数分の時間を取得します。24未満の時間はHOUR関数で算出し、MINUTE関数で取得した分を60で割ってそれらに時給をかけます。
=(DAY(B1)*24+HOUR(B1)+(MINUTE(B1)/60))*1000
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小数点以下を切り捨てる場合は、これにROUNDDOWNをネストしてください。
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分を○分単位で切り捨てる、といった場合はFLOOR関数を使います。
(例 15分単位で給与計算する場合は、(DAY(B1)*24+HOUR(B1))*B2+(FLOOR(MINUTE(B1),15)/60*B2)
となります。)
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