Windows7では「以前のバージョンの復元」により削除
(上書き)してしまったファイルやフォルダを復活できます。(操作方法はこちら)
しかし「以前のバージョンが表示されない」というご質問を頂くことがあります。いくつか原因があるので確認してみましょう。
◆ 原因 ◆
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以前のバージョンは【復元ポイント作成時】または【Windowsバックアップ取得時】に作成されます。復元ポイントが作成された日からファイルを更新していなければ「以前のバージョン」タブには表示されません。(Windowsバックアップによる以前のバージョンは表示されます。)
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ファイルを作成してから1度も復元ポイントが作成されていない、Windowsバックアップも取得していない可能性があります。
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復元ポイントは保存領域が少なくなると古い復元ポイントを消去するため、
削除してしまったファイルは残っていない可能性があります。
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ファイルまたはフォルダが保存されているディスクに対し「システムの保護」が有効になっていない可能性があります。(システムの保護を有効にするには「Windows7:システムの保護(システムの復元)を設定するには」を参照してください。)
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確認・対応 ◆
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ファイルに何らかの変更を加え上書き保存してみましょう。「以前のバージョン」タブに表示される可能性があります。
--→ 表示された場合「以前のバージョン」は作成されているが現在のファイルと同じ版だったということになります。
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Cドライブを右クリック−「以前のバージョンの復元」をクリックし、Cドライブを開いてフォルダ・ファイルにアクセスしてみましょう。
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「以前のバージョン」タブに何も表示されていない場合はCドライブには復元ポイントは作成されておらず「以前のバージョン」は存在しません。
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復元ポイントの作成日(以前のバージョンの作成日)を確認してみましょう。
--→ 最新の復元ポイント(又はバックアップ)実行後に作成されたファイルやフォルダには以前のバージョンは存在しません。
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コントロールパネル−「システム」をクリック
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左枠の「システムの保護」をクリック
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「システムの復元」をクリックして「次へ」をクリック
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「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れ、現在存在する復元ポイントおよび作成日時を確認したら「キャンセル」で閉じる
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バックアップを実行している場合はバックアップから「以前のバージョン」のファイルやフォルダを検索できます。
※ 「バックアップしたファイルやフォルダを復元する」を参照して操作してください。
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